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Channel: 鉄道員日記(ぽっぽやにっき)
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近畿日本鉄道 1400系1407F@大和八木

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イメージ 1

大和八木にて

大和八木で撮影した近鉄1400系の1407F。大阪上本町行きの準急として大和八木を発車し、本線へと合流していくシーンです。

近鉄1400系は1981年2月に登場した通勤形電車で、4両編成4本の16両が製造されました。大阪線用の界磁チョッパ制御車両であり、近鉄で初めて界磁チョッパ制御を採用した形式です。

肩部の丸みを小さくし、貫通扉の上に方向幕を設置して前照灯部にステンレスの飾り板を付けたスタイルはこの1400系から始まり、その後多くの形式に広がりましたね。

生業装置は1C8M生後の三菱電機製FCM-214-15MRDH界磁チョッパ制御装置を採用し、ブレーキは回生ブレーキ併用電磁直通ブレーキ、抑速回生ブレーキを採用しています。

電動機は160kWの直流複巻電動機MB-3270-Aを搭載しています。直流複巻電動機の採用も近鉄の形式では初めての事でした。

編成はク1500(奇数車)-モ1400(奇数車)-モ1400(偶数車)-ク1500(偶数車)の4両で構成されており、第1編成である1401FではMG・CP共にク1500奇数車に設置されていましたが、第2編成の1403F以降はク1500偶数車にCPが設置されています。

写真の1407Fは1984年に製造され、写真では一番手前の先頭車、ク1508にトイレが設置されています。そのため1407Fは快速急行や急行で宇治山田や鳥羽まで乗り入れています。

全編成が2000年から2003年にかけて更新工事を完了しており、写真の1407Fは転落防止幌と車椅子スペースの設置、トイレの洋式化、窓埋めが行われています。


・・・以上、なんか更新順序がおかしい・・・ぽっぽやがお送りしました。

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