南海本線紀ノ川~和歌山大学前にて
昨年7月31日に南海本線の紀ノ川~和歌山大学前間で撮影した南海1000系1008F。難波行きの普通として近所の踏切を通過して行きました。このあたりで撮影していた頃が懐かしいですね。
撮影時間は19時丁度と、夏とは言え日没後なので暗いですね。自分にとってはギリギリ撮影できる明るさですが。暗い時の撮影は室内照明や前面幕が目立って良いですね。
南海1000系は1992年に営業運転を開始した南海本線・高野線両用の通勤形電車で、2001年までに76両が製造されました。現在も両線で幅広く運用されています。
6両編成が10本、2両編成が6本、4両編成が1本製造されており、製造メーカーは全て東急車輛。現在高野線に6両編成・4両編成・2両編成がそれぞれ1本ずつ配置されており、それ以外は南海本線に配置されています。
この1000系は1992年に落成した1次車と1994年から製造された2次車以降で車体幅が異なっており、1次車は2744mm、2次車以降は2850mmとなっています。これは空港線開業に伴い車両限界が変更されたため。
写真の1008Fは4次車に該当する編成なので車体幅は2850mmで、裾絞りがはっきり解ります。逆に1次車は殆ど裾絞りが無く箱型に近い車体断面形状となっていますね。
南海1000系も登場から25年以上が経過しているため2017年にリニューアル編成が登場しており、車内案内表示装置のLCD化や自動放送の設置などが行われています。
また外見的にはヘッドライトのLED化や行先表示器が幕式からLED式への交換が行われています。因みにヘッドライトのLED化はリニューアル未実施の編成にも行われていますね。
・・・以上、どっちも未実施なのは1010Fのみか・・・ぽっぽやがお送りしました。