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Channel: 鉄道員日記(ぽっぽやにっき)
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883系と815系の並び

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イメージ 1

大分にて

昨年9月12日に大分駅で撮影した883系AO-5編成と815系NO27編成の並び。湯布院旅行の帰りに撮影した写真で、左が883系AO-5編成、右が815系NO27編成です。

この大分からは写真の883系AO-5編成に乗って博多まで移動しました。乗車までに時間があったので色々と撮影していたのですが、隣に815系の普通列車が入線してきたので並ぶタイミングを狙って撮影しました。

JR九州の車両は個性的なスタイルのものが多いですが、写真の2形式もなかなか個性的ですね。特急形のみならず通勤形電車のデザインにも凝っているのが面白い所です。

883系は1994年に登場した特急形電車で、営業用交流型電車としては初めて振り子機構を採用しました。JR九州にとって初めての振り子式車両でもあります。

2008年までに56両が製造されており、営業運転は1995年4月20日に開始しました。日豊本線系統の特急用として投入された形式であり、以来現在まで特急ソニックで運用されています。

斬新なデザインなどからグッドデザイン賞、ブルーリボン賞、ブルネル賞を受賞しています。現在はリニューアルが行われており、内外装共に登場時とは大きく異なるものとなっていますね。登場時は奇抜さのあったデザインでしたが、現在は落ち着いた雰囲気となっています。

一方の815系は1999年に登場した近郊形電車で、2両編成26本の52両が製造されました。豊肥本線の一部電化開業に合わせて投入された形式で、その他鹿児島本線・日豊本線で運用されています。

この815系は朝夕のラッシュ時間帯と日中で需要の変動が大きいエリアでの運用に対応し、ワンマン運転も可能な車両として開発されました。赤いアクセントに大型の窓が特徴的ですね。

製造に際しては日立製作所のA-trainシステムが用いられました。この方法は車体と同時に運転台や内装などを製作ておき、それらのモジュールを組み合わせる事で工程簡略化や製造コスト削減が図られています。こちらもグッドデザイン賞とブルネル賞を受賞していますね。


・・・以上、815系はツルッとしてるイメージ。鉄道員日記がお送りしました。

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