尼崎センタープール前にて
2月3日の撮影で尼崎センタープール前で撮影した山陽電鉄5030系5630Fの梅田行き直通特急。この日は阪神本線の撮影ポイント開拓のために尼崎センタープール前で撮影を行っていました。
写真の構図だと6両編成でギリギリ最後尾が入る感じですが、阪神本線は最大6両編成しか走ってこないのでちょうど良いですかね。この日は曇りでしたが、晴れれば午前中順光になると思われます。
山陽電鉄5030系は1997年に登場した通勤形電車で、1986年から1995年まで製造された山陽5000系の改良型として製造されました。1997年に6両編成2本が、2000年に5000系増結用の中間車8両が落成しています。
阪神本線では1998年2月15日のダイヤ改正で山陽姫路~阪神梅田間の直通特急が増発され、この5030系はその増発に備えた増備用として投入されました。
基本性能や車体寸法は5000系と共通ですが、制御装置にIGBT-VVVFに変更されています。これは山陽電鉄で初のVVVFインバータ制御装置の採用となりました。それに伴い山陽電鉄が長らく採用してきたMB-3020系の直流直巻電動機ではなく、三相交流誘導電動機が採用されています。
また内装も変更が加えられ、車端部にロングシート、中間部にクロスシートという構成は5000系と同じですが、クロスシートは従来の2+2ではなく山側2+海側1の配列となっています。
写真の5630Fは2013年2月12日に踏切事故に遭い、梅田方の2両が大破しています。この復旧工事は製造元の川崎重工で行われ、2014年5月に出場しました。
・・・以上、東京は雪なのねぇ。ef_end_63がお送りしました。