郡中港駅にて
伊予鉄道郡中線の終点、郡中港で撮影した伊予鉄道3000系の3308F。軌道線で道後温泉まで行った後は、鉄道線にも乗ろうと言うことになり松山市から乗車しました。
伊予鉄道3000系は2009年8月24日に運行を開始した伊予鉄道の最も新しい通勤形電車で、外見から解る通り京王3000系を購入の上改造を施した車両です。
従来鉄道線で活躍していた800系と700系の一部を置き換えるために導入されました。2009年度と2010年度に12両ずつ、2011年度に6両の3両編成10本30両が導入されています。
元となった車両は比較的車齢が若く、京王時代にリニューアルを受けた3720F~3729Fであり、購入後に京王重機整備で改造が行われました。
従来は界磁チョッパ制御だった制御装置が、改造によってIGBT素子によるVVVFインバータ制御に換装されました。東洋電機製造製のRG6010-A-Mが搭載されています。
また京王線の架線電圧が1500Vであるのに対し伊予鉄は600Vか750Vであるため、それに対応した降圧改造も行われました。
写真の3308Fは元京王3000系3777Fで、伊予鉄では2011年5月4日に運行を開始しました。2012年3月29日から2013年3月末までは、伊予鉄道の125周年を記念したラッピングを施された「だんだん125」として運行されています。
・・・以上、側面には京王ロゴの跡が。ぽっぽやがお送りしました。