和歌山港にて
和歌山港に9月20~21日に寄港したクルーズ客船「飛鳥供廖シルバーウィーク期間中の寄港とあって自分も撮影に出かけることができました。
「飛鳥供廚1991年に就航した初代「飛鳥」の後継として導入された外航クルーズ客船で、日本郵船の子会社である郵船クルーズが保有・運航を行っています。
元々この「飛鳥供廚蓮日本郵船の子会社であったクリスタル・クルーズが保有していた「クリスタル・ハーモニー」というクルーズ客船でした。
建造は三菱重工長崎造船所で行われ、1990年7月に就役、2006年に郵船クルーズが買い取って日本向けの改装を行い同年3月に「飛鳥供廚箸靴同森劼魍始しています。
初代「飛鳥」は2000年前後にはその人気から夏場などには満室の状態が続くようになり、よりキャパシティの大きなクルーズ客船が必要とされました。
一方でクリスタル・クルーズ社では2003年の「クリスタル・セレニティ」の導入により3隻体制となり、集客が伸び悩んでいた為、保有数を削減して体制を整える必要がありました。
こうして「クリスタル・ハーモニー」は「飛鳥供廚悗伐行われることとなりました。なお、初代「飛鳥」は1991年に就役、「クリスタル・ハーモニー」は1990年就役と船齢を見るとこちらの方が先となっています。
改装は主に大浴場の設置や食事スペースの面積拡大、トイレへのウォシュレット設置などが行われました。
スペックは全長241m、全幅29.6m、総トン数50142t、喫水7.8m、主機はMAN製ディーゼルエンジン4基で出力は44000馬力、航海速力は21kt。8層のデッキを持ち、最大乗客数は872名、乗員数は約470名というもの。
今回「飛鳥供廚蓮◆崕の連休 駿河・紀州クルーズ」として横浜~清水~和歌山~横浜を5日間かけて運航するクルーズで和歌山港に寄港しており、9月20日の8時に入港、21日の9時に出港していきました。
和歌山港への入港は9年ぶりで、歓送迎セレモニーと事前応募制の船内見学会も行われました。乗船客に対しては高野山を訪れるオプショナルツアーが行われたようですね。
後方から撮影した「飛鳥供廖
船首。
船尾。
ブリッジ。
マスト。日本郵船の旗と「水先人が乗船中」を意味するH旗が掲揚されていますね。
上部に設置された衛星通信アンテナ。
船体側面に搭載されたテンダーボートと救命艇。
船首の日本郵船マーク。
船首の船名表記。
船尾の船名・船籍港表記。「クリスタル・ハーモニー」時代はバハマ船籍でしたが、「飛鳥供廚砲覆辰討らは横浜船籍となっています。
20日の朝、和歌山港に入港してきた「飛鳥供廖
係留岸壁は西浜第5岸壁。残念ながら船首に被る位置にクレーンが移動してきており、係留中は岸壁側からはご覧のような写真しか撮れませんでした。
翌朝、和歌山港で出港を待つ「飛鳥供廖
出港時刻となり、ゆっくりと和歌山港を離れる「飛鳥供廖
タグボートを伴って進んでいきます。
巡視船「きい」と。
どんどんと近づいてきます。
カラーテープも投げられたようですね。
自分の立っていた灯台の脇を通り抜け、横浜への帰路に就く「飛鳥供廖
最後に紀伊水道を進む姿を納めて撤収しました。
・・・以上、ぱしふぃっくびいなす・にっぽん丸に続いて。ぽっぽやがお送りしました。