吹田総合車両所にて
今年も吹田総合車両所の一般公開が行われたようですが、こちらは昨年の一般公開で撮影したネタ。パッと見ても何の機器なのかは解りませんが。
この床下機器は、381系の冷房装置、AU33形です。ご存じの通り381系は自然振子式の特急形電車で、重心を下げる目的で屋根上に機器を極力載せない設計とされています。
そのため通常は屋根の上に搭載されている冷房装置も381系は床下に搭載しており、クハ381-100の場合は先頭側台車の直後に搭載されています。
その他の形式でも概ね台車の隣に搭載されているようですが、クモハ381やクロ380などの改造車は搭載位置が少し異なるようですね。
AU33形冷房装置は28000kcal/hの冷房能力を持つ冷房装置で、381系は集中冷房方式を採用しているため各車両に1基ずつが搭載されています。
381系を実際に近くで見るとこの冷房装置からの音が結構大きいのが解ります。また普段は汚れていて基の色が解りませんが、箱は黒色でメッシュ部分は銀だったんですね。
このAU33形冷房装置はクロ381-106に搭載されている物。