難波駅にて
10月24日に難波で撮影した南海10000系10004Fの難波方先頭車、モハ10004。この日運行された10004Fを使用した臨時列車の写真です。
この臨時列車の写真は先に難波を発車するシーンを掲載しましたが、今回は回送として難波に入線して来るシーン。前日に千代田工場に回送されており、この回送も千代田工場からやって来ました。
この臨時列車は10月24日に千代田工場で開催された「南海電車まつり2015」に合わせて運行された物で、難波~千代田工場間を片道のみ運行されました。
普段は本線を走行している南海10000系が4連単独で高野線を走行する事、復刻塗装となった10004Fが運用された事などから注目されていましたね。
写真のモハ10004はモハ10001形に分類され、登場当初はこのモハ10001形と反対側先頭車のクハ10901形の2両編成でしたが、1992年に中間にモハ10101形とサハ10801形を組み込んで4両編成となりました。
普段は特急「サザン」に専ら運用されており、かつては10000系のみを使用した8両編成での運行もあったのですが、現在は全て7100系が難波方に連結されているためモハ10001形は滅多に先頭に立ちません。
モハ10001形が先頭に立つのはこう言った臨時列車や回送などの僅かな機会しかないので、貴重と言えますね。自分もこれが見たくて撮影に出かけました。
写真のモハ10001形は「急行|多奈川」の方向幕を出していますが、これは「回送」から「臨時」に切り替える際にたまたまタイミングが合った物です。
・・・以上、The Day After。ぽっぽやがお送りしました。