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Channel: 鉄道員日記(ぽっぽやにっき)
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近畿日本鉄道 12200系12238F@大和八木

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イメージ 1

大和八木にて

大和八木を発車し大阪難波へと向かう8両の特急列車。手前4両が12200系12238F、奥の4両は22000系の4両編成ですね。やはり編成が長いとカーブで見栄えが良いですね。

近鉄12200系は1969年に登場した近鉄の特急型電車で、1967年に登場した12000系の改良型です。基本は12000系に準じながらも様々な面で改良が行われました。

近鉄では1970年に開催される大阪万博を前に、万博輸送と並行して来場客の伊勢志摩への誘致も行うべく難波線・鳥羽線の建設や志摩線の改軌を行い、難波・名古屋~賢島間に直通特急が運行されることになりました。

その際の輸送量増加を見越して大量に増備されたのがこの12200系。2両編成と4両編成の合計56編成168両が製造され、近鉄特急車の最大勢力を誇りました。

先に登場した12000系にはスナックコーナーが設置されていたため「スナックカー」という愛称がありましたが、こちらも引き続き設置したため「新スナックカー」の愛称が付けられています。

しかし12221F以降の編成からはスナックコーナーの代わりに座席と車販準備スペースが設置され、定員が4名増加しています。12221F以前のスナックコーナーが設置されていた編成も順次撤去されました。

12000系からの改良は側面方向幕の採用や増解結時間の短縮を目的とした電気連結器の採用、車内レイアウトの見直し、不燃基準の引き上げ、台車の変更、パンタの増設などが行われています。

写真は昨年7月17日に撮影した物であり、この写真でこの日に撮影した近鉄の写真は最後となります。あれから1年以上経ちましたが、また近鉄を撮影しに行きたい物ですね。


・・・以上、だが私鉄ネタはまだまだある。鉄道員日記がお送りしました。

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