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Channel: 鉄道員日記(ぽっぽやにっき)
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阪堺電気軌道 モ701形モ708@我孫子道

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イメージ 1

我孫子道にて

阪堺電気軌道阪堺線の我孫子道停留場で撮影したモ701形モ708。昨年7月17日に撮影。この日は近鉄を撮影後に阪堺電軌で浜寺公園へと向かいました。

モ701形は1987年に登場した阪堺電軌の路面電車で、南海電鉄から分離し阪堺電気軌道となった後に初めて製造された形式です。

メーカーは東急車輌で、1995年までに11両が製造されました。最高速度は70km/h、延期し礼式ブレーキと1軸ツーハンドルマスコンを備える高性能車です。

主電動機は30kWのMB3279-Cを4基搭載し、制御方式は抵抗制御で三菱製AB34-6Dを制御装置に使用しています。乗車定員は70名。重量は19t。

性能最高速度は70km/hですが、阪堺電軌の認可速度が50km/hである事や50km/hを超えると蛇行動を起こす可能性があるため性能を抑えて運行されています。

製造当初からワンマン・冷房化仕様で、最終増備車のモ710・711は乗降口のステップが2段になっています。2007年からモ709以前の車両にもステップを2段にする改造が行われています。

2004年には全車の行先表示器が幕式からLEDへと変更されています。全車が何らかのラッピングを纏っており、写真のモ708は岡崎屋質店のラッピングとなっていますね。

モ708は2010年2月にパンタがシングルアームパンタに換装され、阪堺電軌では初めてシングルアームパンタを装備した車両となりました。2011年にはモ704も同じように換装されています。

その後2011年の検査時に元のZ型パンタに戻されていますね。


・・・以上、阪堺はこの時が初撮影。鉄道員日記がお送りしました。

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