南海千代田工場にて
南海電鉄の千代田工場で撮影した南海2000系2044F。ご覧の通りこの編成は「真田赤備え列車」となっており、鮮やかな赤をベースとした特別塗装となっています。
「真田赤備え列車」はNHK大河ドラマ「真田丸」に関連して運行されている特別塗装の編成で、南海高野線の通る和歌山県の九度山町が舞台となっている事からこのキャンペーンを実施しています。
南海電鉄ではこの「真田赤備え列車」の運行と同時に九度山駅舎も特別な装飾を行っており、高野山開創1200周年記念イベントと平行して実施されています。
この「真田赤備え列車」は真田幸村の赤備え甲冑をモチーフとしており、車体のベースカラーは赤。扉部分とスカートは黒となっています。
そして車体の随所に六文銭や結び雁金といったマークがあしらわれており、「甲冑の内から強さや美しさを表現(南海のpdfより)」したそうです。
車内も手が加えられており、座席のモケットが赤に六文銭を取り入れたデザイン、優先席のモケットが若草色にハートの六文銭を取り入れたデザインとなっているようですね。
この「真田赤備え列車」は営業運転開始前の10月24日に南海電車まつりで初お披露目されており、この写真もその時に撮影したものです。その後11月1日に運行を開始しました。
特別な運用に入っているわけではなく、一般の2000系4両編成と共通の運用であるため運用列車などは公表されていません。なかなか狙って撮るのは難しいでしょうね。
自分も何度か目撃していますが、カメラを持っている時に遭遇しないので日々悔しい思いをしております(笑)
・・・以上、至る所にマークがある。ef_end_63がお送りしました。