札幌駅にて
前回の展示室ネタは711軽の車内と座席でしたが、その次に撮影したのがこの特急「オホーツク」のヘッドマークでした。
岩見沢から滝川まで711系に乗車し、滝川から札幌まで戻ってくるのに特急「オホーツク」4号に乗車し、札幌で下車後にヘッドマークを撮影。
キハ183系に乗車したかったので本来であれば「スーパーカムイ」でもっと早く帰れるところを、一本待っての「オホーツク」乗車となりました。
特急オホーツクは札幌~網走間を函館本線・宗谷本線・石北本線経由で運行する特急列車で、キハ183系のみが使用されています。
国鉄・JRを通じてロシア語を由来としている列車名が付けられた唯一の例で、ジョイフルトレインを除くとかなり珍しい物と言えますね。
「オホーツク」という列車名は1959年に旭川~網走間で運行開始した準急列車に初めて付けられ、1961年のダイヤ改正で函館~網走間の急行に使用されるようになります。
1964年には札幌発着となり、1968年には石北本線経由の急行が「大雪」に統合された事により名寄本線経由の急行列車名として使用されるようになります。
1972年10月2日からは札幌~網走間の特急列車として「オホーツク」の運行が開始され、それ以降急行「大雪」の格上げによって「オホーツク」は増発されていきます。
1992年に最後の「大雪」が「オホーツク」に編入され廃止、2008年には夜行「大雪」を引き継いだ夜行「オホーツク」が廃止となり現在に至ります。
ヘッドマークは1982年から絵入りのマークが使用され、これは知床半島に流氷がデザインされた物でしたが、1992年からは現在のデザインの物が使用されています。
現在のヘッドマークは「オホーツク」「OKHOTSK」の文字のバックに「OK」を一体化したデザインのマークが配置されています。「スーパーとかち」と同じようなコンセプトと言えますね。
色は白をベースに背後のマークが緑、「オホーツク」と「OKHOTSK」の文字は紫となっています。
・・・以上、全区間乗ってみたい物だ。ぽっぽやがお送りしました。