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Channel: 鉄道員日記(ぽっぽやにっき)
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南海3000系3513F@和歌山市~紀ノ川

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イメージ 1

南海本線和歌山市~紀ノ川にて

和歌山市駅を出て直ぐのポイントで撮影した南海3000系の3513F。朝の8両急行に運用されているシーンで、自分にとって南海3000系はこれが初撮影でした。

南海3000系は2013年に登場した南海の通勤形車両で、元は大阪府都市開発(現在の泉北高速鉄道)が保有していた3000系でした。泉北3000系自体は1975年に運用を開始しています。

泉北高速鉄道では2012年11月23日にダイヤ改正を行い、3000系の4両編成3本と2両編成1本の合計14両が余剰となりました。その後同年12月27日に大阪府都市開発の車両としては一旦廃車となります。

廃車後千代田工場や羽倉崎検車区へ回送され、千代田工場へ回送された編成から検査と整備を受け、南海の塗装に変更されて出場、2013年9月28日に南海本線での営業運転を開始しました。

羽倉崎に回送されていた編成も千代田工場へ送られ、同様の改装を経て10月7日に運用を開始しています。これによって新造された8300系などと共に7000系を置き換えました。

4両編成の3本の内の1本である3517Fと2両編成の3555Fは固定編成として6両で運用されており、両編成の連結面にあたる先頭車は転落防止幌が設置されて中間化されています。

残った2本の4両編成が写真の3513F、3515Fであり、こちらは中間化されていない物の4両単独運転が行われず、8両編成を組んで運用されているようです。

単独運転が行われない理由は、7000系や9000系が補助電源装置が編成中に1基しかなく、それが故障すると運行不能となる為に単独運転が行われないのと同様の理由と思われます。

写真を見ると泉北時代の車番やエンブレムの位置に痕跡が見られますね。写真では解りづらいと思いますが、拡大してみてみるとネジ穴を塞いでいるのが解ります。

因みに座席のモケットは泉北時代の物を使用していましたが、最近になって8300系と同じ物に取り替えられたようです。


・・・以上、何度か乗ったけどモケット交換後はまだ。ぽっぽやがお送りしました。

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