南紀白浜空港にて
南紀白浜空港で昨年9月12日に撮影したJALのエンブラエルERJ170-100STD JA222J。この日は朝の便でERJ170のJA220Jを撮影しましたが、昼にやってきたのはこのJA222Jでした。
エンブラエルERJ170はブラジルのエンブラエル社が開発した小型ジェット機で、エンブラエル社が展開している「E-Jet」シリーズの中核を担う機種です。
E-Jetシリーズはリージョナルジェットに分類されており、座席数の少ない順にERJ170、ERJ175、ERJ190、ERJ195の4機種がこれまでに開発されています。
各タイプに航続距離と最大離陸重量を増やしたLR型とAR型がありますね。最も座席数の多いERJ195は最大で124席を設けることができ、これはボーイング737-500と同クラスの座席数です。
写真のERJ170-100STDは2002年2月19日に初飛行したE-Jetシリーズの最初のモデルであり、2004年に型式証明を得てユーザーへの引き渡しが始まりました。
座席数は1クラスで72席から78席を設けることができ、2クラスでは66席となります。全長は29.9m、翼幅は26m、全高9.67m、最大離陸重量は35990kg、航続距離は3334kmとなっています。
JA222Jは2013年3月13日に新規登録された機体であり、大阪国際空港を定置場としています。引き渡し時からこの鶴丸塗装を纏っていますね。
アプローチ前に空港上空を通過するJA222J。JL215便です。
上の写真から3分後、南紀白浜空港のRWY15に降りてきたJA222J。
滑走路端で方向転換した後、誘導路をタキシングするJA222J。
駐機して暫くした後クルーの方がエプロンに降りて手を振っていました。この日はJALの航空教室が行われており、その参加者に対するサービスだったようですね。
無線を聴いていて降りてくる前から解っていたのですが、パイロットの方は少なくとも1人は女性でした。
折り返しJL214便として出発、空の日フェスタ参加機の間をプッシュバックされるJA222J。
エプロンの一角を使って方向転換。
そのままRWY33に向かうと思ったら反対のRWY15へ。個人的に定期便のRWY15離陸は初めて見ました。
RWY15を使用して離陸していくJA222J。無事に羽田へと飛んでいきました。
・・・以上、9000系サザンの時はいっぱい人が来たなぁ。ef_end_63がお送りしました。