和歌山大学前にて
和歌山大学前で撮影した南海1000系1051Fの和歌山市行き普通。撮影日は昨年9月19日。この時は難波に向かう1051Fが見えたため、その折り返しを狙って撮影しました。
この1051Fは南海1000系の中でも珍しい存在であり、グループとしては6次車・50番台となっています。と言っても6次車・50番台は1051Fの4両編成1本しか存在しません。
外見上も他の1000系とは大きく異なり、1本しか存在しないと言うこともあって撮れると嬉しい編成ですね。撮影を狙える時は狙うようにしています。
1051F以外の1000系は6両編成または2両編成で、車体材質は同じステンレスでも塗装が施されています。1051Fはご覧の通り無塗装帯のみですね。
主要な機器も1051Fは異なり、主制御器はGTO素子を使用するVVVFインバータ制御器のVFG-HR1420FからIGBT素子を使用するVFI-HR1420Gに変更されました。
主電動機も三菱製MB-5046-Aから改良型のMB-5091-Aに変更し、パンタも従来は下枠交差式のPT-4826-A-Mだったのをシングルアーム式のPT-7144-Aに変更しています。
台車は他の1000系が平行支持板式のSS-127・027およびSS-127A・027Aを履いているのに対し、1051Fは新しく開発されたモノリンク式SS-159・059を履いています。
内装も車端部のボックスシートのシートピッチや手摺りの配置などが異なるなど、まだまだ観察するところが多い編成ですね。なかなか遭遇するのが難しいですが。
・・・以上、乗ったことはあんまり無いなぁ。鉄道員日記がお送りしました。