多摩川にて
昨年1月29日に東急東横線の多摩川駅で行った関東私鉄の撮影。僅か10分ほどの滞在でしたが、様々な鉄道会社の様々な形式を見ることが出来ました。
この多摩川で撮影した写真を続けて掲載してきましたが、今回で最後となります。今後は乗り換えの合間に撮影した写真を数枚掲載する予定。
東京メトロ10000系は2006年9月1日に登場した通勤形電車で、帝都高速度交通営団が東京地下鉄に民営化移行した後に初めて登場した新形式車両です。
この10000系は2008年6月14日に開業した副都心線用に、また有楽町線の7000系に対する副都心線対応工事中の予備車として、更に7000系の置き換え用として製造されました。
営業運転は有楽町線で開始されましたが、個人的には10000系と言えば副都心線、副都心線と言えば10000系というようなイメージがあります。
民営化移行後初の新形式であり、新たに開業する副都心線用の車両と言うことで設計には「新生・変革」がテーマに据えられています。外見は従来車とは大きく異なる丸みを帯びたスタイルですね。
2006年から2009年にかけて10両編成36本が製造されました。その内製造次によって1~5次車が存在しています。写真の10022Fは3次車ですね。
3次車では内装の細かな変更やクーラーの変更などが行われました。基本的に10両編成で運行されている10000系ですが、10001F~10005Fは中間の2両を抜き取り8両編成として運行することも可能です。
写真の10022Fは2008年に日立製作所笠戸事業所で製造された編成で、同年5月23日から25日にかけて文線検車区まで甲種輸送されました。この10022Fまでが副都心線開業用で、10023F以降は7000系置き換え用となります。
・・・以上、なんとかなりそうで良かった。ぽっぽやがお送りしました。