南海本線和歌山市~紀ノ川にて
和歌山市駅近くの踏切から撮影した南海7100系7197F。加太線の列車として和歌山市駅を出発してきたシーンです。2両編成とワンマン表記がのどかで良いですね。
撮影日は昨年9月22日で、引退の迫った南海7000系を撮影するためにこのポイントまでやって来ていました。この後7000系が通過し、この場所を撤収しています。
南海7100系は7000系のマイナーチェンジ車として1969年から製造された通勤形電車で、合計152両が近畿車輛と東急車輌製造で製造されました。
現在は4両編成17本と2両編成19本が在籍しており、形式としてはモハ7101形、サハ7851形、クハ7951形の3形式が存在しています。
4両編成は難波方からモハ7101形奇数車、サハ7851形奇数車、サハ7851形偶数車、モハ7101形偶数車で編成されており、2両編成は難波方からモハ7101形奇数車、クハ7951形で編成されています。
かつては事故で難波方2両が廃車となり、代わりに2両編成を併結した編成が存在していました。編成内容はモハ7101形奇数車、クハ7951形、サハ7851形偶数車、モハ7101形偶数車というもの。
モハ7101形は奇数車であれ偶数車であれ基本的な機器は同じですが、パンタの搭載位置が異なります。そのためどちらも編成の難波寄りにパンタが搭載されていますね。
写真の7197Fは1973年に製造された編成で、1993年に更新工事が行われました。また2001年にはワンマン改造が行われています。7100系のラストナンバー編成。
以前和歌山港線で撮影したことのある編成で、ドアの横には加太さかな線のステッカーが貼られています。
・・・以上、なおさらなおさら。鉄道員日記がお送りしました。