難波にて
難波で撮影した南海12000系12001Fの縦撮り写真。振り返ってみると12000系はあまり撮影したことがありませんね。まあ2編成しかないのである程度は仕方がないのですが。
南海12000系は2011年に登場した南海の特急型車両で、1985年登場の10000系の後継として登場しました。特急「サザン」の運用に就き、10000系よりも設備が向上していることから「サザン・プレミアム」の愛称が付けられています。
車体は通勤形の8000系をベースとしており、両者はよく似たスタイルとなっています。特急サザンには自由席車が連結されますが、8000系とコンビを組むことが多いですね。
車体は軽量ステンレス製ですが前面部分はFRP製となっており、灯火類の配置は8000系と同じとなっています。識別灯は端が吊り上がった形で印象的ですね。
編成は難波方からモハ12001、サハ12801、サハ12851、モハ12101の4両編成となっており、車内座席数や付属設備、自重などは編成の各車ごとに異なります。
上記の通り普段はサザン運用に就き、自由席車として8000系や8300系、ここ最近では9000系とも併結して運行されます。和歌山市方のモハ12101の貫通扉にはサザン・プレミアムのマークが貼られていますが、難波方のモハ12001は通常は自由席車との連結面となるため、マークが貼られていません。
高野線・泉北線で運行されている「泉北ライナー」用の11000系が検査などで運用を離れる場合、この12000系が代走を務めます。その際は4両単独の姿を見ることが出来ますね。
・・・以上、今日も9000系サザンで帰ってきたぽっぽやがお送りしました。