蒲田にて
東京急行電鉄の蒲田駅で撮影した東急7700系の7906F。頭端式ホームだったので正面から撮影しました。好感の持てる愛嬌のある顔をしていますよね。
東急7700系は東急7000系を改造して登場した通勤形電車で、1987年から1991年にかけて改造が行われました。種車の7000系は1962年に登場した形式です。
機器類や内装の陳腐化が進みつつも頑丈なステンレスの車体を保持していた7000系の、骨組みと外板を残してそれ以外を総取り替えして冷房化したのが7700系です。
当初は目蒲線用として改造が行われましたが、当時の目蒲線のホームが3両分だったのに対して7700系は4両編成での使用予定であり、暫定的に2+4両の編成が組まれ大井町線で運用が開始しています。
その後目蒲線各駅の4両編成対応工事が完了し、2両編成も中間車が組み込まれ4連化されました。1994年には池上線用7200系の置き換えのために一部が転属し、2000年からは多摩川線・池上線の運用のみとなります。
この7700系の置き換え用として2代目7000系が登場しており、7700系は廃車が進んでいます。十和田観光鉄電鉄に譲渡された車両もありましたが、十和田観光電鉄線の廃線により廃車となっています。
写真の7906Fは当初2両編成として改造が行われた編成で、両先頭車が1987年12月1日改造、中kなしゃが1988年11月12日改造となっています。種車は中間車が1965年製で両先頭車が1966年製。
・・・以上、全ては循環し全ては無に帰る。ef_end_63がお送りしました。