東海道本線新大阪~大阪にて
新大阪~大阪間の有名撮影地である上淀川橋梁で撮影した智頭急行のHOT7000系。朝2本目のスーパーはくとであるスーパーはくと3号です。
撮影日は昨年11月21日で、この日は「特別なトワイライトエクスプレス」を撮影すべく上淀川橋梁まで来ていました。到着して最初に撮影したのがこのスーパーはくと3号。
HOT7000系は智頭急行が保有する特急形気動車で、京都~鳥取・倉吉間を結ぶ特急「スーパーはくと」のみに使用されている形式です。運行開始は1994年12月3日。
スーパーはくとの運行経路である智頭急行線や因美線は山岳路線であり、高速運転に不向きな路線となっています。そこで高速運転を行う為に、HOT7000系は制御付自然振り子式気動車となっています。
車体はステンレス製で、エンジンは355馬力のコマツSA6D125H-1Aを各車に2基搭載しています。営業最高速度は130km/h。本則+30km/hでの曲線通過が可能です。
形式は京都方非貫通先頭車のHOT7000形、倉吉方非貫通先頭車のHOT7010形、貫通型先頭車のHOT7020形、中間普通車のHOT7030形・HOT7040形、中間グリーン・普通合造車のHOT7050形で構成されています。
基本的に5両編成を組むことが多いのですが、多客時には写真の様に2号車と3号車の間に増結した6両編成となります。かつては7両編成で運行されたこともあったようですね。
先頭車はどちらかもしくは両方が貫通型の場合もあるのですが、写真の編成は両先頭車とも非貫通先頭車ですね。
・・・以上、これも随分久しぶりの撮影。鉄道員日記がお送りしました。