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Channel: 鉄道員日記(ぽっぽやにっき)
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海上自衛隊 護衛艦みょうこう 水平灯

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護衛艦みょうこう艦上にて

さて、護衛艦「あきづき」とそれに搭載されていたSH-60Kの記事で「みょうこう」の装備品掲載が中断していましたが、再開します。

今回掲載するのは水平灯。この写真は2014年7月27日に海上自衛隊舞基地で行われた舞地方隊サマーフェスタで撮影したものです。丸2年が経ちましたが、まだまだいろいろと残ってます。

水平灯は飛行甲板を持つ海上自衛隊艦艇に装備されている灯器で、ヘリコプターに対して水平面を表示する役割を担っています。これの記事を書くのはかなり久しぶりですね。

飛行甲板に着艦すべく艦艇に接近したヘリは、飛行甲板上空でホバリングして着艦します。その際に艦は動揺しており、パイロットの目の前には艦艇の構造物があるため水平線も見えないので水平灯が装備されています。

ジャイロ信号を得て白い棒が水平になるよう制御されています。また高低差をつけて2基が設置されており、この2本の水平灯が重なって見える位置が飛行甲板上何フィートと設計時に定められているようですね。

写真の手前側の水平灯は進入角指示灯と一体化した物で、このタイプもよく見られますね。製造は水平灯を大石電機工業が、動揺安定装置を株式会社エヌゼットケイが行っているようです。

また飛行甲板を持たないあぶくま型護衛艦にも1基設置されており、これはあぶくま型がVERTREP(ヘリの吊り下げによる補給)に対応できるためと思われます。


・・・以上、それが全てじゃない。ぽっぽやがお送りしました。

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