和歌山港にて
和歌山港に入港する南海フェリーの「フェリーつるぎ」。7月16日に行われた護衛艦「あきづき」の艦艇広報の際に撮影した写真です。南海フェリーの写真は久々に掲載しますね。
南海フェリーは和歌山と徳島を結ぶフェリーを運航している会社で、南海和歌山港線と連絡する鉄道連絡船です。現在運航しているのは写真の「フェリーつるぎ」と「フェリーかつらぎ」の2隻。
「フェリーつるぎ」は1997年7月16日に就航したフェリーで、総トン数は2486トン、載貨重量1514トン、全長108m、全幅17.5m、深さ11.1m、喫水4.4m、最大速力21.6ノットという性能を持ちます。建造は大分県の臼杵造船所で行われました。
現在は和歌山~徳島航路で運航されていますが、就航当初は和歌山~小松島航路で運航されていました。その後1999年4月に泉佐野~徳島のりんくうフェリーに使用することとなり転配、10月にりんくうフェリーが航路休止となったため和歌山~徳島航路に戻っています。
なお和歌山~小松島航路はりんくうフェリーの運航開始と同じタイミングで徳島側の発着港が小松島港から徳島港に変更となり、和歌山~徳島航路となっています。
2013年に2隻ともリニューアルが行われており、展望デッキや椅子席・テーブル席が新設されました。また外装も従来のクリーム色からクリームグリーンに変更されています。
「フェリーかつらぎ」はクリームオレンジとなっており、それぞれ和歌山の特産品であるみかん、徳島の特産品であるすだちをイメージしたカラーリングとなっています。
・・・以上、実は旧塗装の方が好きなぽっぽやがお送りしました。