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Channel: 鉄道員日記(ぽっぽやにっき)
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海上保安庁 ひめぎく型巡視艇 CL165「てるぎく」和歌山港

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和歌山港にて

和歌山港で6月4日に撮影した海上保安庁のひめぎく型巡視艇155番艇「てるぎく」。この日は和歌山港沖で展示訓練が行われていました。早い物でもう2ヶ月以上経つのですね。

ひめぎく型巡視艇は海上保安庁が1992年から運用している20メートル型巡視艇で、1番艇の元の名前が「すずかぜ」だったためすずかぜ型とも呼ばれる巡視艇です。

96隻が建造されたちよかぜ型、68隻が建造されたやまゆり型を置き換えるために多数が建造され、現在までに163隻が就役しています。建造期間が長いため途中で何度か改良が行われていますね。

ひめぎく型は原型の他に船体幅を20センチ増やして定員を6名にした幅広型、幅広型を基にウォータージェット推進を採用した浅海面対応型、機関出力を向上し防弾性を強化した警備機能強化型があります。

写真のCL165「てるぎく」は警備機能強化型で、警備機能強化型は幅広型の主機出力を1820馬力から2040馬力へ向上し、防弾性を向上した代わりに放水銃を廃止したタイプです。

ひめぎく型巡視艇は全長20、全幅4.3(4.5)m、深さ2.3m、喫水0.88mで、主機関はディーゼルエンジン2基、最大速力は30ノット程度と思われます。

写真のCL165「てるぎく」は平成21年度計画20m型巡視艇として長崎造船で2009年9月8日に起工し、翌年2月9日に進水、3月30日に就役し第5管区海上保安本部大阪海上保安監部に配備されました。

以前アジア太平洋トレードセンターで撮影したことがあり、今回で2度目の撮影です。

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一般人を乗せた巡視船「せっつ」を先導する「てるぎく」

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和歌山港に入港する「てるぎく」。

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展示訓練終了後、天保山にある大阪海上保安監部に帰っていく「てるぎく」。なかなか飛ばしていました。


・・・以上、みっちりだなぁ。鉄道員日記がお送りしました。

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