千代田工場にて
さて、8300系の写真を挟みましたが引き続き昨年10月24日に千代田工場で撮影した写真を掲載したいと思います。この日は南海電車まつりが行われた日でした。
この日一般に初お披露目された「真田赤備え列車」ですが、その隣に留置されていたのがこの南海6300系6336Fでした。運転台内で記念撮影か車掌体験を行っていたようですね。
南海6300系は南海6100系を改造して誕生した通勤形電車で、1996年に最初の編成が改造されました。6両編成8本、4両編成4本、2両編成6本の76両が在籍しています。
改造元となった6100系は先に登場した6000系と同じパイオニア台車を履く型式でしたが、6000系は更新工事で冷房を載せるために台車をS型ミンデン台車に履き替えてしまいました。
そのため6100系と6000系の併結が不可能となり、またパイオニア台車は高速域での乗り心地が悪かったため、6100系も更新のタイミングで台車を履き替え、6300系に改番されています。
写真の6336Fは2両編成のラストナンバーであり、1998年に改造されました。難波側がモハ6336、橋本側がクハ6736となっています。
写真では前面幕が区急|橋本となっていますね。高野線内完結の区間急行は難波~河内長野・三日市町・林間田園都市間で運行されていますが、かつては橋本行きもあったのでしょうかね。
いずれにしても今は見られない面白い幕ですね。こう言った物が見られるのも鉄道イベントの醍醐味でしょうか。
・・・以上、しかも高野下連絡・・・ef_ed_63がお送りしました。