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Channel: 鉄道員日記(ぽっぽやにっき)
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海上自衛隊 潜水艦救難艦ちはや 11m作業艇

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和歌山港・潜水艦救難艦ちはや艦上にて

2014年8月8日に和歌山港で撮影した海上自衛隊のASR-403 潜水艦救難艦「ちはや」。その千早の装備品を撮影順に掲載しています。

前回は搭載艇の一つである深海救難艇を掲載しましたが、今回も搭載艇。今回掲載するのは11m作業艇です。ちはやには煙突の両サイドに1隻ずつ搭載されています。

ちはやでは洋上作業の機会が多いためか、この11m作業艇の他にもゴムボートが複数搭載されていました。また遠隔操作型無人探査機も搭載されています。

11m作業艇は陸上や艦艇間での人員・物資輸送や訓練などの際の洋上作業、漂流者救助などに使用される艦載艇で、全長11mの繊維強化プラスチック製の小型ボートです。

その他全幅は3.2m、深さは1.5m、喫水は0.6m、排水量は8.405tというスペックになっています。基本的には搭載艦と同じ名前が表記されており、2隻搭載されている場合は右舷側が01、左舷側が02と番号が振られていますね。

従来から同じ用途に使用されてきた艦載艇に7.9m内火艇やその改型がありますが、この11m作業艇はそれらよりも大型化しているため従来より多くの人員・物資を輸送できるようになりました。

元々この11m作業艇は補助艦艇や輸送艦艇など洋上作業の多い艦艇に搭載されていましたが、あたご型護衛艦以降は護衛艦にも搭載されています。25DDにも搭載されるようですね。

イメージ 2

サイドから撮影した11m作業艇。左舷側の02番艇ですね。

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02番艇後部。

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右舷側の01番艇。

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01番艇後部。

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02番艇のスクリュー周辺。スクリューもシャフトも綺麗に磨かれていますが、艦艇広報の際にはかなり丁寧に磨くようですね。


・・・以上、操舵輪が2種類ある。ef_end_63がお送りしました。

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