岸里玉出にて
さて、前回までの阪急ネタが終了したので、その次に撮影した私鉄の写真を掲載します。今回掲載するのは泉北高速鉄道5000系5507F。撮影日は昨年12月26日です。
泉北5000系は1990年に登場した通勤形電車で、当時はまだ泉北高速鉄道ではなく南海の子会社ではなく第3セクターの大阪府都市開発株式会社でした。また泉北高速鉄道線も光明池までしか開業していませんでしたね。
この5000系が登場する以前の泉北線の車両は全て乗り入れ先の南海電鉄の車両をベースとしていましたが、この5000系からオリジナル設計の形式を導入しています。
車体はアルミ合金製で、アルミ合金製の鉄道車両というのは無塗装であることが多いのですが、この5000系は白をベースに2本の青い帯が引かれていますね。
また5000系は全編成が8両固定編成となっており、これは泉北においても南海においても唯一となっています。また前面非貫通の通勤形というのも今の泉北・南海では唯一。
なお編成は4両目と5両目の間で分割する事が可能となっており、電気連結器と前照灯が装備されています。入換時などに簡易運転台となるようですね。
製造メーカーは川崎重工業と東急車輌製造で、8両編成5本が製造されました。その内5501Fの和泉中央より4両と5509Fが東急車輌製、他が川崎重工製となっています。
現在この5000系はリニューアルが進められており、車内化粧板や椅子の交換、LCD式車内案内表示装置の設置、前照灯・尾灯のLED化が行われています。
現在5501Fと5503Fがリニューアルされており、5505Fはハッピーベアル号、5509Fはパチンコ店のラッピングとなっているので、非リニューアルかつ原色なのはこの5508Fのみとなっています。
・・・以上、ホントによく乗る。ぽっぽやがお送りしました。