大阪国際空港にて
昨年11月21日に大阪国際空港で撮影したANAウイングスのボンバルディアDHC-8-Q400 JA857A。ご覧の通りこの機体は通常の塗装とは使用色が異なる特別塗装となっていますね。
ANAウイングスではANAグループの環境への取り組みをアピールするためにDHC-8に特別塗装を施しています。通常はトリトンブルーとなっている機体の帯が緑色となっていますね。
この色は若葉をイメージした物で、ANAグループの機材で緑系の塗装を施したのはこれが初めてとのこと。この塗装を施された機材は複数存在します。
この特別塗装を施された機材は「エコボン」という愛称が付けられています。「エコボン」とはEcoとBon Voyageを合わせた言葉。機材がボンバルディア製なのでそちらかと思ってしまいますね。
DHC-8は同クラス座席数のジェット機と比べて30~40%使用燃料が少なく、約10デシベル騒音が少ないという事でこの特別塗装を施す機材として選ばれました。
塗色の変更のみならず、エンジン横には「ECO Friendly Airplane」の表記が、ドア横には「エコ・ファースト」マークが追加されています。
エコボン初号機はJA856Aで、2010年11月19日から運行を開始しました。写真のJA857Aはエコボン2号機で、JA858Aもこの塗装となって3機が運航されていたようですね。
写真のJA857Aは2011年5月20日に新規登録された機体で、定置場は東京国際空港となっています。撮影時はエコボン塗装でしたが、現在は通常塗装となっているようで。
エプロンを出て誘導路をタキシングするJA857A。
誘導路を進み滑走路の端までやって来たJA857A。
離陸滑走中。
前脚が上がり、無事に離陸していきました。
・・・以上、JA856Aも撮れた。ぽっぽやがお送りしました。