浜寺公園にて
浜寺公園を通過する南海9000系9513Fの空港急行難波行き。岸里玉出での撮影分が終了したので続いて浜寺公園での撮影分を。撮影日は同じ昨年12月26日です。
写真は後追いで、一応列車の前方からも撮影しているのですが、こちらの方が光の状態が良く綺麗に撮影できたので後追い写真を掲載しています。
南海9000系は1985年に登場した通勤形電車で、旧1000系を置き換えるために高野線の8200系をベースに設計され、東急車輌製造で製造されました。
南海本線の車両形式としては初めてのオールステンレス車で、導入当初は多くのステンレス車が走っていた高野線との誤乗防止のために緑色の帯が巻かれていましたね。
前面は8200系の前面デザインから左右の窓を拡大したデザインとなっており、FRP製の縁飾りや前照灯・標識灯、方向幕の形状・配置は8200系に同じとなっています。
この9000系は4両編成5本と6両編成2本の合計32両が製造されています。製造次数は1次から3次まで及んでおり、写真の9513Fは3次車。
この9513Fは9000系の中で最後に製造された編成であり、製造年は1988年。6両編成は2本存在しますが、当初から6両貫通編成として製造されたのはこの9513Fのみです。
もう一本の6両編成である9511Fは1987年に4両編成として製造され、1988年に2両の中間車が追加されています。当初の4両編成は2次車で追加された2両は3次車なので、編成内に混在していることになりますね。
9000系の4両編成は補助電源装置を1基しか搭載していないため、4両編成単独で運行されることがありません。逆に6両編成は他の編成との併結を行いませんね。
そのため4両編成は電連を装備しているのに対して6両編成には無く、連結器にも蓋が取り付けられています。
・・・以上、最近は4両編成に乗ることの方が多いef_end_63がおおくろ