保々車両区にて
三岐鉄道の保々駅に隣接する保々車両区で撮影した三岐鉄道751系751F。撮影は今年9月10日。この日は関西本線でDD51を撮影した後に三岐鉄道の撮影に向かっていました。
前回は保々を発車して富田へ向かうED452とED454の重連単機を掲載しましたが、その次に撮影したのがこの写真。保々車両区では様々な形式がパンタを降ろして休んでいるところを見ることが出来ました。
三岐鉄道751系は西武鉄道から新101系を譲渡されて登場した形式で、同じく西武出身で元451系の601系2次車を置き換えるために導入されました。
種車は新101系283Fと235Fで、283Fは2両編成、235Fは4両編成でした。283Fから1両、235Fから2両を捻出して写真の3両編成が組まれています。
種車の製造は1979年、西武鉄道での除籍は2008年7月で2009年1月に三岐鉄道に譲渡されています。現在三岐鉄道三岐線で運行されている車両の中では最も新しいですね。
なお751系は1編成のみ組成されていますが、部品確保用として237Fからも2両が引き抜かれて譲渡されており、その内1両は事故廃車の代車として851系に編入されています。
三岐鉄道での運行に際してATS、ワンマン運転への対応工事が行われたほか、車椅子スペース、転落防止幌、LED式前面行先表示器が設けられています。転落防止幌とLEDによる前面行先表示器は三岐鉄道では初。
またこの751系の導入により非冷房の601系が置き換えられたため、三岐鉄道の旅客用車両がすべて冷房化されました。
・・・以上、鉄コレの伊予鉄とか欲しいけどね。ぽっぽやがお送りしました。