さて、ここ一ヶ月の間で新しく貨車と客車が入線しましたので、掲載したいと思います。入線したのはタイトルにもある通りTOMIX製のタム6000とトラ70000、KATO製のスユ44とヨ6000です。
全て中古品での購入で、だいたい300円ほどで購入しました。見た目としては全て貨車なのですが、スユ44は客車扱いなので貨車3両と客車1両という事になりますね。
まずはKATOのスユ44から。国鉄は1968年に荷物輸送のパレット荷役化に対応した荷物客車としてスニ40を登場させましたが、同様に郵便輸送もパレット化すべくスユ44が登場しました。
スニ40の派生形式であり、スニ40は高速有蓋車であるワキ10000を基本としているため外見は貨車に近い物となっています。スユ44は1971年の登場で、12両が製造されました。
国鉄の車両ではなく郵政省の私有客車で、荷物列車に併結されて全国を走り回っていたようですね。外見はスニ40とほぼ同じですが、側面には郵便マークがあります。
荷物列車を組んでいる管理人としては欲しかった車両で、安く手に入ったので丁度良かったです。連結器はTNカプラーに交換しています。
続いてTOMIXのタム6000。紙パッケージだったのでかなり古い製品ですね。購入してから調べてみるとタム6000という形式は存在せず・・・
どうやらタム5000と間違えた?らしく架空の2軸タンク車として楽しむことにします。黒と銀の2種類がありましたが、銀のみ購入。付属デカールはJOTを選択しました。
黒い貨車の中に銀色が混じっていると良いアクセントになりますね。
続いてKATO製のヨ6000。1962年登場の車掌車で、従来使用されていたワフの置き換えと緩急車不足に対応するため登場しました。こちらは905両が製造されています。
従来の車掌車よりも居住性が改善されており、3つ並んだ窓が外見上の特徴。現行製品であればテールライトが点灯したりするのでしょうが、このヨ6000はとてもシンプルな構造。
お陰で安いと考えれば良い製品と言えるでしょう。車輪が黒色車輪なのでそう昔の製品でもなさそうです。KATOの車掌車はヨ8000に続いて2両目ですね。
こちらはTNカプラーに交換しているほか、手ブレーキのある側のステップを白く塗装しています。所属表記は南ツソとなっており、東京南鉄道管理局新鶴見操車場のようですね。
最後に掲載するのはTOMIX製のトラ70000。こちらもシンプルな無蓋貨車で、パッケージは紙製でした。妻面やアオリ戸のプレス鋼板が印象的ですね。
17t積みの無蓋車で、1967年から1969年までの間に5100両が製造されました。国鉄が製造した二軸無蓋車の最終形式であり、半鋼製無蓋車を置き換えています。
長尺物に対応するため全長は9456mmとなっており、木材や砂利など幅広く使用されました。分割民営化後はJR貨物の他に事業用として旅客会社にも継承されています。
現在はJR貨物から姿を消し、JR九州に保留車が3両在籍するのみとなっています。また2両が門司港レトロ観光線で使用されており、南阿蘇鉄道にも2両が譲渡されています。
今回の購入によって更に編成のバリエーションが豊かになりました。しかしまあ、300円程度だとつい手が出やすくなってしまうので色々買ってしまうと危ないですね。
・・・以上、カメラのリモコンがどっかいったぽっぽやがお送りしました。