南海高野線浅香山~我孫子前にて
高野線の有名撮影地である大和川橋梁で撮影した泉北高速鉄道5000系5507Fの区間急行泉中央行き。撮影日は今年2月11日で、この日は泉北ライナーを代走していた南海12000系を目標に撮影していました。
前回は同じ場所で撮影した5505Fを掲載しましたが、この時は堤防から河川敷に降りて、見上げるアングルで撮影しました。良い天気だったのでこちらの方が良い感じですね。
泉北5000系は1990年に営業運転を開始した通勤形電車で、アルミ合金製の20m級4扉車です。外板に塗装が施されているため普通鋼製車に見えてしまいますね。
登場当時は泉北高速鉄道ではなく、大阪府などが出資する第三セクターの大阪府都市開発という会社でした。2014年に南海が株式を取得して南海の子会社となり、泉北高速鉄道という社名に変更されています。
5000系登場までの大阪府都市開発の形式は南海6100系をベースの100系、6200系をベースの3000系など南海の形式をベースとしていましたが、この5000系は初のオリジナル設計とされました。
制御装置はGTO素子を使用するVVVFインバータを使用しており、大阪府都市開発では初採用となりました。100系・3000系共にステンレス車なので、アルミ合金車体も初採用です。
5000系の登場後に登場した7000系・7020系もアルミ合金製車体ですが、乗り入れ先の南海には普通鋼製かステンレス製の形式しかなくアルミ合金製の形式が存在しません。
5000系も登場から20年以上が経過したため、現在はリニューアルが進められています。すでに5501Fと5503Fがリニューアル済みで、内装の更新、LCDの設置、ライト類のLED化などが行われていますね。
・・・以上、まあだいたい予想通りの時間。ef_end_63がお送りしました。