吹田総合車両所日根野支所鳳派出所にて
さて、管理人は昨年11月26日に吹田総合車両所日根野支所鳳派出所で撮影を行い、そこで撮影した103系の並びを掲載しました。今回も同じ場所で撮影した同じ形式の並びです。
この写真の撮影日は昨年12月28日。この日は午後から阪和線の撮影を行っており、その終わりに鳳派出所へ立ち寄って貴重な存在となったスカイブルーの103系を撮影してきました。
前回掲載した103系の並び写真はどちらも高運転台車でしたが、今回はどちらも低運転台車ですね。右はHK610編成のクハ103-116で、左はHJ407編成のクハ103-200。
製造日はクハ103-116が1968年8月22日で、クハ103-200が1972年3月25日です。製造メーカーはクハ103-116が近畿車輛製なのに対してクハ103-200は日本車輌製。
新製配置はクハ103-116が鳳電車区、クハ103-200が明石電車区。クハ103-116は相方のクハ103-115と共に阪和線生え抜きであり、クハ103-200は淀川区を経て1995年に日根野区に転属しています。
両者を見比べてみると、ヘッドライト周りの形状が異なる事が解りますね。現在はどちらもシールドビーム2灯ですが、クハ103-116は元々大型1灯のヘッドライトでした。
写真の2両のクハは製造グループが異なり、その間に改良が施されたため各部の仕様が異なります。クハ103-200が属する1971年・1972年製造のグループは「1次改良車」とも呼ばれますね。
1次車改良車ではヘッドライトのシールドビーム化の他、窓のユニットサッシ化や主制御器の改良などが行われています。このグループはまだ新製冷房車ではなく、次の1973年製造車から新製時に冷房が搭載されるようになりました。
・・・以上、生きて、泳げ。ぽっぽやがお送りしました。