泉佐野にて
臨時更新で昨年3月30日撮影分の南海ネタを掲載します。南海8000系8008Fの和歌山市行き普通。前回は南海9000系9503Fの空港急行を掲載しましたね。
撮影ポイントに着いて最初に撮影したのがこの8008Fで、前回掲載した9503Fは何本か撮影してからやって来た列車でした。
南海8000系は2008年3月26日に営業運転を開始した南海の通勤形電車で、4両編成が13本製造されました。標準的な20m級4扉の通勤形で普通から特急まで幅広く運用されていますね。
この8000系は1963年の登場で老朽が進んでいた7000系の後継形式として導入された形式で、南海本線向けの通勤形電車としては2001年以来7年ぶりの新形式となりました。
車体は東急車輌標準の軽量ステンレス車体で、前面部はFRP製。1世代前の南海1000系ではステンレス車体に塗装を施していましたが、8000系は帯のみ塗装でベースは無塗装となっています。
一部の部品はJR東日本のE231系と共通となっています。車内はオールロングシートで、1つのロングシートにつき2本のスタンションポールが設置されています。
車内案内表示装置としてはLED表示器が採用されており、千鳥配置でドア上に設置されていますね。その表示器では日本語と英語による案内が表示されます。
南海8000系は6次に渡って製造されており、写真の8008Fは5次車に分類されます。5次車では車内の照明が蛍光灯からLED照明に変更されました。
・・・以上、以前近所で撮った編成。ef_end_63がお送りしました。