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Channel: 鉄道員日記(ぽっぽやにっき)
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大阪市交通局 10系1115F@新大阪

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イメージ 1

新大阪にて

大阪市営地下鉄御堂筋線の新大阪駅で撮影した大阪市交通局10系1115F。この日は朝から南海高野線を撮影しており、一旦新大阪に立ち寄ってからまた高野線を撮影していました。

ここで撮影した写真は既に21系21617Fと30000系31602Fを掲載していますね。この時は今回の1115Fを撮影して撤収したので、今回の掲載で大阪市交通局のネタは最後となります。

大阪市交通局10系は1976年に営業運転を開始した地下鉄用通勤形電車で、御堂筋線と乗り入れ先となっている北大阪急行電鉄南北線で運用されています。

トップナンバー編成は試作車で、1102Fから量産車となっています。試作編成は元々谷町線で快速運転を行う為の試験に使用されていた車両でしたが、計画が中止となり御堂筋線に転用されました。

登場時の形式は20系でしたが、転用される際に10系と改番されています。10系が採用している電機子チョッパ制御は抵抗制御に比べて放熱量が少なく、そこを買われての転用でした。

量産車の製造は1979年から開始し、量産車には登場時から冷房が搭載されました。製造は1989年まで行われ、9両編成26本の合計234両(試作車含む)が製造されています。

車体はアルミ合金製の18m級車体で、片側4扉となっています。編成定員は1390名で着席定員は438名。営業最高速度は70km/hで、起動加速度は高頻度運転の御堂筋線に対応して3.0km/h/sです。

1998年からは更新工事が開始され、1117F以降は制御装置をVVVFインバータ制御に変更して10A系となりました。その他前面上部の黒色塗装や側面幕の設置などが行われています。

内装はモケットや化粧板が変更されたほか、車内案内表示装置や扉開閉チャイムなどが設置されています。写真の1115Fも既に更新工事が行われた編成ですね。

前面幕の上部に「ACCC」のシンボルマークがありますが、これはArmature Chopper Control Car(電機子チョッパ制御車)の略です。10A系にはVVVFのシンボルマークがありますね。


・・・以上、さてもうひと頑張り。ぽっぽやがお送りしました。

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