泉佐野にて
さて、南海ネタがなかなか消化できないため臨時更新でお届けしています。昨日は50000系50502Fを掲載しましたが、本日の臨時更新で掲載するのは7100系7169F。
撮影日は昨年3月30日で、この日は8300系の併結8両編成を狙って泉佐野で撮影していました。結局狙いは外れてしまいましたが。撮影ポイントは1・2番ホームの和歌山市側です。
かなり遠いカーブなので航空機用の500mmレンズで撮影しています。これだけ望遠だとカーブでもかなり圧縮されます。個人的には結構好きな構図ですね。
南海7100系は南海7000系のマイナーチェンジ版として登場した南海本線用の通勤形電車で、1969年から1973年の間に製造されました。製造メーカーは東急車輌と近畿車輛。
1973年に行われる予定の架線電圧の600Vから1500Vへの昇圧に際して、それに対応できない旧型車両を置き換えるために導入されました。殆どが600Vと1500Vの両方に対応するため複電圧車とされています。
南海本線の主力車両として南海の形式では最大勢力となる152両が製造されており、現在も特急列車から普通列車、支線でのワンマン運用など幅広く運用されています。
最近では7000系の淘汰が完了したため7100系の方でも廃車が始まっていますが、まだまだ多くが残っていますね。なお7100系1次車36両は7000系よりも前に全車廃車となっています。
製造次数は1次車から6次車まであり、2次車から新製冷房車となりました。冷房の搭載に伴いパンタも菱形から下枠交差型に変更されています。3次車以降には空転検知装置が備えられています。
4次車は新製時から前面に方向幕が設置されており、5次車からは側面にも設置されるようになりました。6次車は架線電圧の昇圧が行われた後に登場したため単電圧車となりました。
写真の7169Fは東急車輌製で1973年5月26日に製造されました。5次車に該当する編成です。
・・・以上、また飛行機乗りたいなぁ。ef_end_63がお送りしました。