和歌山大学前にて
南海本線の和歌山大学前駅で撮影した南海10000系10004Fの特急サザン21号。この日は11時頃から泉佐野で撮影を行い、終了後に帰る途中の和歌山大学前で数枚撮影しました。
撮影日は昨年の3月30日。写真の10004Fは南海電鉄の開業130周年を記念して登場時の復刻塗装に塗り替えられていた編成で、撮影の翌日が復刻塗装での運行が終了する日でした。
復刻塗装の10004Fは以前にも和歌山大学前で撮影しています。その時に微妙な写真になってしまったためリベンジしたのですが、またしても微妙な写真に。まあまず曇っていた時点で・・・
南海10000系は1985年に登場した特急形電車で、10000系の登場と同時に運行を開始した特急「サザン」用として運用されています。写真では1両しか見えませんが、自由席車として通勤形と併結して運用されるのが特徴ですね。
この10000系により旧1000系と特急「淡路号」が置き換えられました。登場当初は先頭車のみの2両編成でしたが、1992年に増結され4両編成となりました。また塗装が変更されています。
増結に際しては10001F~10003Fを改造して中間に組み込んだ編成と新製された中間車を組み込んだ編成があり、写真の10004Fは10001Fを改造した中間車を組み込んでいます。
新製された中間車は1992年製なので各部に改良が施され、側面窓の形状が異なります。10007F以降が新製中間車を組み込んでおり、10005F・10006Fは廃車となっているので、改造中間車を組み込んでいるのは10004Fのみとなっていますね。
10004Fも中間に組み込まれた10001Fも10000系1次車に該当する編成で、1985年10月1日に東急車輌で製造されました。復刻塗装での運行はは2015年6月13日から2016年3月31日まで行われています。
・・・以上、少しずつ実を結ぶ。ぽっぽやがお送りしました。