帝塚山三丁目にて
阪堺電気軌道上町線の帝塚山三丁目停留場付近で撮影した阪堺1001形1002号。撮影日は昨年2月11日で、この日は南海を撮影してから少しだけ阪堺電軌の撮影を行いました。
南海を撮影していた住吉東から帝塚山へ移動し、そこから徒歩で帝塚山三丁目へ。現地に着いて最初にやってきたのがこの1001形1002号です。この後3本ほど撮影してこの日の撮影を終えました。
阪堺1001形は阪堺電軌が2013年8月25日にデビューさせた超低床形の路面電車で、3編成が製造されています。愛称は「堺トラム」。製造は何れもアルナ車両で行われました。1002号は第2編成ですね。
阪堺電軌としては初めての超低床形車両であり、車内の段差は殆どありません。導入に際しては堺市と国の補助が活用されており、堺市のバリアフリー化基金に寄せられた一般からの寄付も活用されています。
カラーリングは各編成とも同じですが、側面窓周りの色が異なっており、第1編成は緑、第2編成は紫、第3編成は青となっていますね。それぞれ「茶ちゃ」「紫おん」「青らん」の愛称が付けられています。
その他の部分は白茶・シャンパンメタリック・黒で塗装されています。白茶は千利休の「わび」のイメージ、黒は堺刃物のイメージですね。シャンパンメタリックはアクセント。
写真の1002号「紫おん」は2014年2月に落成し、3月1日から営業運転を開始しました。現在堺トラムは上町線の全区間で毎日運行されており、阪堺線での運用はありません。
・・・以上、懸案事項が一つ片付いた。ぽっぽやがお送りしました。