浅香山にて
浅香山で2015年の12月31日に撮影した南海6200系6553Fの橋本行き急行。6200系50番台に分類される編成で、この時が初撮影でした。これで6200系50番台はコンプリート。
撮影を行った12月31日は午後から撮影をスタートし、浅香山では14時半頃から撮影していました。写真は列車夕日が当たっていますが、日没後は暫く撮影してから天下茶屋へ移動しました。
南海6200系は1974年に登場した南海の通勤形電車で、現在は6両編成10本と4両編成4本の合計76両が在籍しています。高野線向けの形式で、全車が小原田検車区に所属していますね。
6200系には新製されたグループと他形式から編入されたグループがあり、南海8000系(初代)、南海8200系が編入されています。写真の50番台は8200系から編入されました。
南海では1975年に6200系の車体と電機子チョッパ制御を組み合わせた試作車である初代8000系を製造し、電機子チョッパ制御と界磁チョッパ制御の比較検討を行っていました。
両者を比較した結果、コスト面で優れる界磁チョッパ制御が採用されることとなり、その結果を反映して製造されたのが8200系です。1982年から6両編成3本の18両が製造されました。
側面の窓配置などは6200系と共通となっていますが、前面はFRP製の縁飾りが取り付けられて額縁スタイルとなっています。そのため前面の印象としては本線向けの南海9000系に近いですね。
登場後20年以上経過したため2013年から更新工事が始まり、制御方式が界磁チョッパ制御からVVVFインバータ制御となったため同時に6200系への編入が行われています。
写真の6553Fは1982年3月10日に東急車輌で製造された編成で、元の車番は8200系8701Fでした。6200系へ編入された最後の8200系で、2015年10月に6553Fとして営業運転を開始しています。
・・・以上、今日はこれで終わり!ぽっぽやがお送りしました。