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Channel: 鉄道員日記(ぽっぽやにっき)
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和歌山電鐵 2270系2274F@貴志

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イメージ 1

貴志にて

和歌山電鐵貴志川線の終点である貴志駅で撮影した和歌山電鐵2270系2274Fの縦撮り写真。貴志駅はホームの端に踏切があり、停車中の列車を正面から撮影できます。

貴志川線の貴志駅は1面1線の単式ホームを持つ駅で、発着線の隣には保線車両などを留置するための留置線があります。車両の夜間滞泊も行われているようですね。

写真では殆ど移っていませんが、駅舎は2010年にリニューアルされています。たま駅長で有名となった貴志川線なので、駅舎はネコをモチーフとしています。またホームには小さな祠が設置されていますね。

和歌山電鐵2270系は1995年に貴志川線近代化のため導入された形式で、当時はまだ南海電鉄が貴志川線を運行していました。その11年後の2006年に和歌山電鐵に移管されています。

2270系は改造によって登場した形式であり、種車となったのは高野線の山岳区間直通列車向けとして製造された南海22000系でした。同じく22000系改造車としては南海2200系・2230系がありますね。

22000系改造車の中で最も大規模な改造が行われたのが写真の2270系であり、前面の非貫通化や前面窓の拡大、前位側客用ドアの位置変更と片開き化、ワンマン対応工事などが施されています。

正面から見るとやはり前面が非貫通となっているのが印象的ですね。連結器も交換されており、22000系時代は頻繁な併結があったため電連付きの密連でしたが、改造後は密自連になりました。

現在南海時代のカラーで残っているのは写真の2274Fと2272Fの2編成のみですが、この日はどちらも運用に入っていたので頻繁に見かけました。


・・・以上、本籍地遠いと不便だなぁ。ef_end_63がお送りしました。

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