南海本線紀ノ川~和歌山市にて
昨年5月4日に南海本線の紀ノ川橋梁で撮影した南海7100系7187Fの和歌山市行き普通列車。ピンクと赤の派手なカラーリング、この日の狙いはこの7187Fでした。
この7187Fは昨年4月29日より南海加太線の観光列車「めでたいでんしゃ」として運行されており、外観のほかに車内も改装されていますね。自分がちゃんと撮影したのはこの時が最初でした。
この「めでたいでんしゃ」は南海が2014年から行っている「加太さかな線プロジェクト」の一環として導入された観光列車で、加太の名産である鯛ををモチーフとしています。
ベースカラーはピンクで、屋根上やドア、ライトやステップ、銘板、連結面などが赤く塗装されています。また薄いピンクで鱗の模様も表現されています。この塗装は晴天の下でとても映えますね。
「めでたいでんしゃ」の愛称は「鯛」と「目出度い」「愛でたい」をかけたものとなており、鱗模様の内部やシートモケットなど車内外にハートが隠されています。
観光列車ではありますが平日は一般車と混じって運用されており、特に座席の指定や別料金は必要ありません。土休日は固定ダイヤですが、いずれにしても南海のホームページで運用が公開されています。
なお今年2月13日から車両工事を行うため千代田工場に入場しており、3月18日までの予定となっています。出場後はどのような姿になっているのか楽しみですね。
写真の7187Fは1973年6月4日に東急車輛で製造され、1992年に更新工事が行われました。2000年にワンマン対応改造が行われています。
・・・以上、実はまだ乗ったことがない。鉄道員日記がお送りしました。