木幡駅にて
4月1日に奈良線の木幡駅で撮影した103系の並び。どちらも吹田総合車両所奈良支所に所属する4両編成であり、右がNS413編成、左がNS411編成です。この日は103系の撮影で〆。
普段見ることのないウグイス色の103系なので取っていて楽しかったですね。阪和線や大阪環状線で103系の大幅な減勢が進む中、奈良線は比較的残っているようです。
現在吹田総合車両所奈良支所に所属する103系は6両編成が3本と4両編成が10本の58両で、奈良線の他にも大和路線やおおさか東線でも運用されています。
奈良線は全線単線で開業し、2001年に京都～JR藤森・宇治～新田間が複線化されています。しかしそれ以外の区間は未だ単線であり、交換可能な駅での行き違いが見られますね。
木幡駅もまた列車交換が行われる駅であり、写真も先着した城陽行きのNS411編成の隣に京都行きのNS413編成が入ってきたシーンです。NS413編成はまだ停止位置に達していません。
奈良支所の103系は単なるウグイス色ではなく、前面に白帯が巻かれているのが特徴ですね。これは車体色が背景に紛れてしまいやすいため、警戒帯として巻かれています。
NS413編成の一番手前の先頭車はクハ103-263で、1973年6月8日に近畿車輛で製造されました。新製配置は森ノ宮電車区で、2006年6月17日に奈良区に転属してきています。
一方NS411編成の一番手前の先頭車はクハ103-251。こちらは1973年8月17日に川崎重工で製造された車両で、新製配置は同じく森ノ宮区でした。2005年12月21日に奈良区に転属。
この日は朝から和歌山駅で阪和線の103系を、次いで天満と福島で大阪環状線の103系を、そしてこの奈良線の103系を撮影することができたので、3色の103系を一日で撮影することができました。
・・・以上、落とし物をしたかと思ったら持ち出してなかった・・・ぽっぽやがお送りしました。