紀勢本線紀和~和歌山市にて
南海ネタ消費のための臨時更新ですが、前回からまた大きく日が開いて、昨年8月9日にした写真を掲載していきます。この日最初に撮影した南海の車両は南海8300系8705Fでした。
この日は8300系2次車の甲種輸送が行われた日であり、自分もその甲種輸送を紀和~和歌山市間で撮影。既に本番構図で撮影した写真は掲載済みですが、この後追い写真は未掲載でした。
赤色反射板が取り付けられ、連結器が一時的に並形自連とされ、スカートに養生が施された姿が甲種輸送らしくて良いですね。この時は8705Fと8706Fの2両編成2本4両が輸送されてきました。
南海8300系は2015年に10月8日に営業運転を開始した南海の最も新しい通勤形電車で、現在までに4両編成の1次車が5本と2両編成の2次車が6本製造されています。
設計は南海8000系をベースとしていますが、製造メーカーが総合車両製作所から近畿車輛に切り替わったため近畿車輛標準の工法が採用され、デザインが少し変わっています。
2016年に製造された2次車では戸袋部分の車体接合部を隠すステッカーの省略や、座席を減らして荷物スペースを確保するなどの改良が行われていますね。
また編成は1M1Tとなっていますが、南海車では非常に珍しく和歌山市方の制御電動車にパンタが搭載されています。和歌山市方が前パンとなっているのは今のところ8300系2次車のみですね。
2次車の営業運転は昨年9月12日から行われており、8706F以外は1次車の8301F~8305Fと併結した6両編成として運行されていますね。長らくその組成が変わっていないので、そろそろ違う組みあわせを見たい物です。
・・・以上、この時の牽引はDD51-1109号機。鉄道員日記がお送りしました。