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Channel: 鉄道員日記(ぽっぽやにっき)
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JR西日本 C59-164@京都鉄道博物館

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イメージ 1

形式:C59型蒸気機関車
行先:無し
種別:展示
編成番号:無し
列車名:無し
撮影地:京都鉄道博物館
京都鉄道博物館で保存されているC59-164号機。以前にも見たことがあるはずなのですが、写真を撮影したのはこの時が最初でした。
C59は1942年に登場した幹線向けの大型旅客用蒸気機関車で、C62が登場するまでは様々な優等列車を牽引した花形の機関車でした。
主に東海道・山陽本線で運用されていましたが、戦後になって電化が進むと余剰となり、東北本線や鹿児島本線、呉線などへと転出します。
また従台車を2軸として軸重を軽減したC60へと改造された車両もあり、そちらは各地の亜幹線で運用されました。
写真のC59-164号機は1946年7月31日に日立製作所で製造された車両で、新製配置は梅小路機関区でした。1950年8月10日に糸崎機関区へ転属し、呉線・山陽本線で運用されるようになります。
1970年の呉線電化で休車となり、奈良機関区で一時的に保管された後、1972年9月30日に梅小路に戻っています。1979年3月28日に車籍抹消。
糸崎機関区のC59は瀬野八越えの補機としても運用されており、走行中に切り離しを行う必要があることから自動開放装置が備えられていました。
C59-164号機は今でもそれが残っており、連結器の左側にシリンダーが見えますね。このシリンダーが開放テコを押して連結器のロックを解除するという仕組み。


・・・以上、特殊装備いいね。鉄道員日記がお送りしました。

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