形式:C11型蒸気機関車 行先:無し 種別:展示 編成番号:無し 列車名:無し 撮影地:京都鉄道博物館京都鉄道博物館の扇形庫で展示されていたC11-64号機。いつもこの場所に居ますね。過去の写真と見比べると、ナンバーが形式入りの物となっています。
C11は鉄道省が支線区用のタンク式蒸気機関車として設計した機関車で、1932年から1947年にかけて381両が製造されました。
鉄道省では都市部の近距離列車用としてC10を導入しており、C10は良好な性能を発揮したものの軸重が重く支線での運用は難しい機関車でした。
そこでC11は様々な軽量化策が採られ、軸重をC10の12.9tから12.4tに削減しています。使い勝手の良さから全国で使用され保存車も多く、動態保存機が5両と1形式あたり最多となっていますね。
写真のC11-64号機は1935年3月17日に川崎車輛で製造され、奈良機関庫に配置されました。その後は北海道に転じ、東北で活躍した後、1972年8月梅小路入りしています。
梅小路入りするまでは会津若松運転区に配置されていました。当初は動態保存機でしたが、1986年5月30日付で廃車となり静態保存機とされています。
・・・以上、外に出てるの見たこと無いなぁ。鉄道員日記がお送りしました。