南海本線紀ノ川～和歌山大学前にて
さて、しばらく南海ネタ消化のための臨時更新が出来ておりませんでしたが、本日は一つ投稿したいと思います。南海8300系8301Fの難波行き急行です。後ろには1000系の2両編成が併結されていますね。
撮影日は昨年9月1日で、8300系が急行の運用に入っている事が解ったため近所の踏切で撮影してきました。夕日を浴びながら走る姿を良い感じで撮影することが出来て満足でしたね。
南海8300系は2015年10月8日に営業運転を開始した南海本線向けの通勤形車両で、現在のところ南海で最も新しい形式です。写真の8301Fはそのトップナンバー編成。
南海の車両は長らく東急車輛製造とその後身の総合車両所で製造されていましたが、この8300系は近畿車輛で製造されています。近畿車輛で南海の車両が製造されるのは南海7100系以来42年ぶり。
東急製の南海8000系をベースにしていますが、近畿車輛製のため微妙にスタイルが異なりますね。老朽化していた南海7000系の置き換えを目的として導入された形式であり、4両編成5本と2両編成6本が運用されています。
南海では初となるLCD式車内案内表示装置が採用され、日・英・中・韓の4カ国語による案内が行われています。また窓が新しく空気層を挟んだ複層ガラスとなり、UVカット機能を備えた窓となりましたが、ロールカーテンも引き続き設置されています。
座席はオールロングシートで、モケットの色も新しい物に変更されました。このモケットカラーは従来車への使用も始まっており、順次取替が行われていますね。
2015年に1次車として4両編成5本が落成し、2016年に2次車として2両編成6本が落成しました。そしてつい先日も4両編成と2両編成1本ずつが落成しており、恐らく3次車に分類されるものと思われます。
写真の南海8300系8301Fは2015年6月に落成し、6月29日から30日にかけて徳庵の近畿車輛から和歌山市まで甲種輸送されてきました。8302Fも同時に落成しています。
・・・以上、あじさいを見に行かねば。ef_end_63がお送りしました。