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京都鉄道博物館にて
京都鉄道博物館本館のヘッドマークコーナーで展示されていた寝台特急「瀬戸」のヘッドマーク。現在も「サンライズ瀬戸」として運行されている列車ですね。
今回のヘッドマークは客車時代の「瀬戸」に取り付けられていた物です。あまり明るい色使いではなく、濃紺や黒で瀬戸内海が表現されているのが寝台特急らしくて良いですね。
客車の「瀬戸」といえばずっとEF65が牽引しており、EF65の特急色によく似合うデザインです。列車名表記が斜字となっているのも疾走感があって良いですね。
「瀬戸」という列車名は1951年に東京~宇野間を結ぶ寝台急行に初めて付けられ、当時はひらがな表記の「せと」で東京~大阪間で「出雲」と併結していました。1956年に漢字の「瀬戸」となっています。
1968年には同じく間で運行されていた寝台急行「さぬき」を統合して2往復となり、1972年には20系客車が投入されて寝台特急となります。なおこの際に1往復に減便されました。
1977年には24系25形による運行とされ、1988年には瀬戸大橋が完成し本四備讃線が開通したため東京から高松まで直通するようになります。1990年にはA寝台個室「シングルデラックス」とラウンジカーが連結されるようになります。
そして1998年、「瀬戸」は285系により電車化され、「サンライズ瀬戸」となりました。客車「瀬戸」の最終運行は1998年7月9日発でした。その後、8月31日まで臨時で運行されています。
285系にはヘッドマークがなく、写真のヘッドマークは1998年に使用停止となりました。「サンライズ瀬戸」のどこかで使って欲しかったような気もしますね。
・・・以上、サンライズも乗っておきたいなぁ。ぽっぽやがお送りしました。