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Channel: 鉄道員日記(ぽっぽやにっき)
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南海3000系3555F@紀ノ川~和歌山大学前

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南海本線紀ノ川~和歌山大学前にて

また久々の臨時更新です。紀ノ川~和歌山大学前間で撮影した南海3000系3555Fの和歌山市行き普通。手前の2両が3555Fでこの編成は3517Fと連結して6両編成として運用されています。

撮影日は昨年9月17日。この日は運行を開始したばかりの南海8300系2次車を撮影するべく近所の踏切に撮影に出ていました。その前に一本撮影しようと待っているとやって来たのがこの編成。

3555F+3517Fは6両編成なのでこのカーブには丁度良いですね。インパクトのある改造顔を大きく撮影できたので大満足でした。今はライトが点灯するようになっているので、また撮影したいものです。

南海3000系は元々は泉北高速鉄道が保有していた車両であり、2013年に南海へ譲渡されました。南海では4両編成3本と2両編成1本の合計14両が在籍しています。

元の泉北3000系は大阪府都市開発時代の1975年に登場した形式で、南海6200系をベースとしています。比較的遅いペースで1990年までに60両が製造されました。

ベースとなった南海6200系はオールステンレス車でしたが、大阪府都市開発は第三セクターであり複数の車両メーカーの入札に対応する必要があったため、外板のみステンレスのセミステンレス車として製造されています。

結局メーカーは6200系と同じ東急車輛となり、1985年以降に製造された編成は内部構体もステンレスのオールステンレス車として製造されました。

4両編成・6両編成・8両編成で落成した3000系ですが、4両編成への組み替えが行われ、その際に捻出された中間車2両が先頭車に改造されました。この改造は1999年に実施され、2両編成3本が誕生しています。

写真の3555Fもその内の一本で、6両編成として1981年に6月24日に落成した3517Fのモハ3029・3030から改造されています。2012年のダイヤ改正で10両運用が無くなったため余剰となり、南海に譲渡されました。

先頭車改造に際しては泉北7000系と同じコンビランプが使用されており、尾灯は特に明るく光りますね。夜に見るとまぶしさを感じるぐらい。


・・・以上、3555F+3517Fは固定編成化されている。ef_end_63がお送りしました。

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