南海本線和歌山市~紀ノ川にて
南海本線和歌山市~紀ノ川間で撮影した南海7100系の7189F。昨年6月29日に赤くラッピングされた南海50000系50002Fが和歌山市まで入線した際に撮影した写真です。
本チャンとなる50002Fはこの7189Fの後に来ました。本チャンの写真は既に掲載していますので、この時のネタは今回の7189Fで最後となります。
南海7100系は1973年の架線電圧1500Vへの昇圧に向け、昇圧に対応できない旧型車を置き換えるべく製造された形式で、1963年に登場した南海7000系のマイナーチェンジ版です。
製造は1969年から1973年まで行われ、近畿車輛と東急車輌製造で152両が製造されました。この両数は南海の形式では最大で、現在は4両編成18本、2両編成21本の114両が在籍しています。
1969年に製造された1次車は新製時は非冷房でしたが、1970年に製造された2次車以降は新製時から冷房を搭載しています。写真の7189Fも新製冷房車。
1989年から更新工事が開始されており、スカートの設置や方向幕の大型化などが行われています。2003年には1次車が全廃されましたが、それ以降廃車は発生していません。
写真の7189Fは1973年に製造され、1996年に更新工事が行われました。更新種別としては後期更新車に分類されます。7100系更新車の中で最後に工事が行われたのがこの7189Fです。
・・・以上、足掻いて藻掻いて。ぽっぽやがお送りしました。