徳島にて
7月16日に徳島駅で撮影したJR四国の1200形と1500形の並び。徳島駅に隣接する徳島運転所に留置されていました。奥が1200形1232、手前が1500形1553です。
どちらも徳島エリアで活躍している一般形気動車ですね。以前の徳島運転所はもっと国鉄型がゴロゴロしていたのですが、今は1200形や1500形の方を多く見かけるような気がします。
両形式とも徳島運転所にのみ配置され、高徳線・徳島線・牟岐線・鳴門線で運用されています。写真の場合は1500形が牟岐線阿南行き、1200形が徳島線(から直通して土讃線)阿波池田行きの幕を表示していますね。
1200形は1500形の登場に合わせて1000形に併結対応改造を施した形式で、2006年に1両が改造され、2008年に1500形の増備に合わせて17両が改造されました。
1200形では連結器を1500形と同じ電連付き密着連結器として、塗装も1500形に合わせたグリーン系の塗装となりました。また半自動ドアボタンが設置されています。
1500形は2006年から製造された形式で、老朽化の進んでいる国鉄形気動車を置き換えるべく2014年まで34両が製造されました。製造次数は8次に渡っており、特に7次車以降では外観が大きく変化しています。
1500形1次車は2006年に8両が製造され、2次車は2008年、3次車は2009年と1年ごとに製造次数が増えています。写真の1553は2010年に製造された4次車。
この1200形と1500形ですが、最高運転速度はどちらも時速110km/h。ただし1500形はエンジン出力が50馬力高いため、設計最高速度が120km/hとなっています。
車体のサイズはどちらも同じ21m級ですが、定員は1200形が141名、1500形が121名と1200形の方が多いですね。これは1500形が全て転換クロスシートなのに対し、1200形はクロスシートとロングシートを点対称に配置しているため。
・・・以上、いつのまにやらもう9時半か。ぽっぽやがお送りしました。