南海高野線三国ヶ丘~百舌鳥八幡にて
9月8日に南海高野線の三国ヶ丘~百舌鳥八幡間で撮影した泉北高速鉄道5000系5505Fの難波行き準急。特別塗装を纏っている編成で、前面・側面のイラストがとても印象的ですね。
この編成は泉北高速鉄道線沿線にある大阪府立児童館ビッグバンの開館を記念し、1999年5月5日に特別塗装での運行を開始しました。デザインはビッグバンの名誉館長である松本零士が行っています。
当初は1年程度運行される予定でしたが、好評により延長され現在に至っています。また当初は愛称がありませんでしたが、2009年に開館10周年を記念して愛称の公募が行われました。
公募の結果愛称は「ハッピーベアル」とされ、前面に愛称のステッカーが貼られていますね。「ベアル」とはビッグバンのイメージキャラクターで、前面と側面に描かれている白いクマのこと。
運転台扉の後ろに描かれているのはもう一つのイメージキャラクター「メロウ」ですね。非常に大きくキャラクターが描かれているため遠くから見てもこの編成と解ります。
1年間の予定が結局18年間運行されているこのハッピーベアル編成ですが、現在進められている5000系のリニューアルの関係で今年10月1日に運行を終了することとなりました。
現在は惜別のメッセージステッカーが掲示されています。運行は10月1日で終了しますが、10月7日に開催されるせんぼくトレインフェスタ2017では展示されるようですね。
また新たなビッグバンのラッピングを行った編成として、10月2日からは「フロンティア号」の運行が開始します。このラッピングは7000系6両編成に施されるようです。
・・・以上、明日は泉ヶ丘。ef_end_63がお送りしました。